5/12 NY貴金属=金、プラチナ下落
2016年05月13日
| 金 | 1271.20 | -4.30 | |
| PT | 1054.00 | -12.10 | |
| 銀 | 17.103 | -0.216 | |
| NY | ドル/円 | 109.04円 |
海外貴金属市況コメント
5月12日、NY貴金属市場の金は下落。米ボストン連銀総裁の利上げを示唆する発言を受け、金は軟調に推移。朝方は堅調に推移。本日発表された米週間失業保険申請件数が29万4000件と市場予想の27万件増を上回り、約1年ぶりの高水準となったため、米国の労働市場の先行きへの懸念が浮上。これを受けて金に買いが集まった。しかしその後、ボストン連銀のローゼングレン総裁が講演で「追加利上げの可能性は高い」と述べると金は売られ、終盤にかけて小幅安で引けた。白金も下落。金の下落に連動して売られた他、欧米の株価下落による白金需要の減少懸念から軟調に推移。終盤、米株価が小幅上昇に転じると白金の買戻しも見られ、下げ幅を縮小して引けた。






