5月18日、NY貴金属市場の金は下落。米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の発表を控え、小幅下落。取引終了後に公表されるFOMC議事要旨の内容を見極めたいとの思惑から様子見ムードが漂う中、ポジション調整の売りに押された。その後、取引終了後に発表された議事要旨では、6月利上げについて慎重姿勢を維持する参加者が多かった一方、第2四半期の内容次第では6月会合での利上げは可能とする参加者も複数いたことが明らかとなり、これを受けて利上げに対する警戒感が強まったことから金の下げ幅は拡大している。白金も下落。FOMC議事要旨待ちとなる中、テクニカル的な売りや、金の下落に連動し売られた。