5月20日、週末ＮＹ貴金属市場の金は下落。朝方は安値日拾いの買いで反発。一昨日に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受けて、早期利上げに対する警戒感が強まり、金を売る動きが優勢となった前日までの流れに対し、安値拾いの買いに上昇。しかしその後は、週末によるポジション調整の売りや、本日発表された4月の良好な米中古住宅販売件数を受けると金は売られ、小幅下落して引けた。一方、白金は上昇。安値拾いの買いや、世界的な株価上昇を受け、白金需要の期待感から買われた。ただ、金の下落に左右され、上げ幅は限定的となった。