5月27日、週末NY貴金属市場の金は下落。外為市場でのドル高ユーロ安を受け、金は下落。米連邦準備制度理事会(FRB)のイエレン議長がハーバード大教授との対談で、今後数ヶ月のうちに追加利上げが適切になると発言したことから、利上げ観測が強まり、安全資産とされる金を売る動きが強まった。また、外為市場でドルがユーロ安を受けた売りに押され、一時3月28日以来約2ヶ月ぶりの安値を付け、8営業日続落して引けた。白金も下落。金の下落に連動した他、米利上げ観測やドル高などを背景に、一時4月19日以来の安値に沈んだ。米株価が上昇したにも関わらず反応は示さなかった。