6/2 NY貴金属=金、プラチナ下落
2016年06月03日
| 金 | 1212.60 | -2.10 | |
| PT | 960.10 | -11.80 | |
| 銀 | 16.025 | +0.098 | |
| NY | ドル/円 | 108.88円 |
海外貴金属市況コメント
6月2日、NY貴金属市場の金は下落。引き続き、米金利引き上げ観測と外為市場でのドル高ユーロ安を受け、金は軟調に推移。欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で政策金利の据え置きを決めた。さらに、インフレ見通しを上方修正したが、ECBが目標とする2%弱のインフレ率は2018年時点でも達成は困難と見込まれており、市場では追加緩和観測が根強いために、外為市場でドルが対ユーロで上昇。これを受けて金は売られた。ただ、今夜発表の米雇用統計に市場関係者の多くは注目しているため、商いは薄く下げ幅は限定的となった。白金も下落。金の軟調に連動し売られた。米株価は小幅上昇したが、白金相場を買い上げる勢いは見られなかった。






