6月7日、NY貴金属市場の金は下落。上昇による利益確定の売りに小幅下落。朝方は低調な5月米雇用統計の内容を受けて早期の米追加利上げ観測が後退したことから金買いが継続した前日までの流れに対し、利益確定の売りに押された。ただ、終盤にかけて売られ過ぎによる買い戻しで、前日比ほぼ変わらずに小幅安で引けた。一方、白金は上昇。米株価や原油先物相場の上昇に好感した買いで、一時は節目の1000ドルをつけるなど、3営業日続伸して引けた。