6月13日、週明けNY貴金属市場の金は上昇。世界経済の先行き不透明感から安全資産としての金は買われた。英国の欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票を、来週23日に控えて警戒感が強まる中、投資家のリスク回避姿勢が広がった他、米連邦準備制度理事会(FRB)が14・15日の連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利上げを見送るとの見方が強まり、金買いが継続し、4営業日続伸して引けた。白金も上昇。金の上昇に連動し買われた。ただ、終盤にかけて欧米の株価下落に嫌気した売りに押され、上げ幅を縮小して引けた。