7月18日、週明けNY貴金属市場の金は上昇。新規材料のないなか、朝方は安値拾いの買い等で堅調に推移。しかし、終盤にかけ、前週末にトルコで発生したクーデターが鎮圧されたことで、投資家の過度なリスク回避姿勢が後退。安全な資産とされる金の魅力が低下すると、金は売られ、上げ幅を縮小し小幅高で引けた。白金も上昇。高値警戒感による利食い売りや、金の軟調に連動し売られる場面も見受けられた。しかし、終盤にかけて米株価上昇を受け、買い戻され反発して引けた。