8月4日、NY貴金属市場の金は上昇。イングランド中央銀行の利下げを受け、金は上昇。朝方は軟調に推移。その後、イングランド中央銀行が7年5ヶ月ぶりの利下げを決定し、政策金利を過去最低の0.25％に、更に資産購入枠の拡大を決めたことや、米国の週間失業保険申請件数の増加を手掛かりに買い戻され、小幅上昇して引けた。ただ、明日の米雇用統計の結果を待ちたいとの思惑も強く、様子見ムードが漂い、商いは低調。一方、白金は下落。新規材料のないなか、利益確定の売りに押された。終盤にかけ、金の上昇を受けた買い戻しも見られ、下げ幅は限定的となった。