8月9日、NY貴金属市場の金は上昇。新規材料のないなか、安値拾いの買いで上昇。前週末に発表された7月米雇用統計の強い内容を受けて売り優勢となっていた流れが一服し、安値拾いの買い物が先行。また、外為市場でのユーロ高・ドル安を受けて、金は堅調に推移した。多くのディラーは夏休み休暇に入っており、様子見ムードが漂い、商いは薄く低調。白金も上昇。金の上昇に連動して買われた他、欧米の株価上昇も材料視された。