8月29日、週明けNY貴金属市場の金は上昇。外為市場でのドル安ユーロ高を受けて金は買われた。この日も新規材料のないなか、米早期利上げ観測の高まりを受けた売りが継続するなか、終盤にかけて安値拾いの買いで小幅上昇して引けた。前週末、イエレン米連邦制度理事会(FRB)議長が早期利上げに前向きな姿勢を示したことで、金にとっては重しとなり、頭の重い展開が続いている。白金も上昇。金の上昇に連動して買われた他、米株価上昇に好感して買われた。ただ、米利上げ観測浮上から、上げ幅は限定的となった。