9月2日、週末NY貴金属貴金属市場の金は上昇。米雇用統計を受け、金は上昇。米労働省が本日発表した8月雇用統計は、非農業部門就業者数が15万1000人増と、予想された18万人増ほどの増加幅とならなかった上、失業率も予想をやや上回り悪化を示すなど、全般的に低調な内容。これを受け、連邦準備制度理事会(FRB)が今月の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを見送るとの見方が広がり、金は買われた。ただ、終盤にかけて利食い売りも見られ、上げ幅は縮小して引けた。白金も上昇。低調な米雇用統計を受けた金の上昇に連動して買われた他、欧米の株価上昇に好感して買われた。