11月23日、NY貴金属市場の金は下落。外為市場でのドル高ユーロ安を受けて金は下落。本日発表された主要な米経済指標は、10月の新築住宅販売件数が低調だったものの、10月の耐久財受注が予想を大きく上回ったほか、11月のミシガン大学消費者信頼感指数も強い数字となるなど、総じて良好な内容。これを受けて、12月の米利上げに対する警戒感が強まったことから金は売られた。また、外為市場でのドル高進行を受けて金は更に売られ、2月17日以来およそ9ヶ月ぶりに1200ドルの節目を割り込んで引けた。白金も下落。金の下落に連動して売られた。ただ、米株価上昇を受けた買いも見られ、下げ幅は限定的となった。