5月26日、週末NY貴金属市場の金は上昇。米トランプ政権に対する根強い懸念から安全資産としての金は上昇。この日は連休を控えた週末ポジションの調整のなかリスク回避姿勢が強まり金は買われた。米トランプ政権の政策運営に対する先行き不安がくすぶるなか、29日の米メモリアルデーに伴う連休を控え買いが先行した。加えて、英国のメイ首相の率いる与党、保守党の支持率が9ポイントから5ポイントに縮まり、欧州連合離脱（EU)交渉に不透明感が広がったことも金買いに繋がった。一方、白金は、上昇。新規材料のないなか金同様に連休を控えたポジション調整に買われた。