8月5日のNY貴金属市場の金は大幅続伸。上海外為市場の人民元が、対ドルで7元台と11年3ヶ月ぶりの安値に下落。これをトランプ大統領が為替操作だと批判した事で、米中の対立が一層激化するとの不安が広がったほか、米ISMが発表した7月の非製造業景況指数が2年11ヶ月ぶりの低水準に悪化。米景気減速に対する警戒感にもつながり、相場は一段と上げ幅を拡大、一時1,481.80ドルの高値を付けた。