4月30日のNY貴金属市場の金は続落。米連邦準備制度理事会（FRB）は前日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う景気悪化を受け、厳しい見方を示したことで、金は清算値確定後に急伸。ただ、欧米などでは経済活動再開に向けた動きが広がっており、安全資産の金にとっては圧迫要因となり、NY取引開始後は利益確定売りからマイナスサイドに転落。節目の1,700を割り込んだことでテクニカル売りが誘われ、一時1,680ドル台後半まで売られる下落となった。