11月9日のNY貴金属市場の金は反落。米製薬大手ファイザーは、最終段階を迎えた新型コロナワクチンの臨床試験について、9割超の確率で参加者の感染を予防する効果が確認できたとの暫定結果を発表。これをきっかけに、世界的に経済活動の正常化が進むとの期待が大きく膨らみ、大幅下落となった。また、ひとまず米大統領選の決着がついたことも株式などリスク資産への資金流入を促し、金相場を圧迫した。