11月11日のNY貴金属市場の金は続伸。　米労働省が前日発表した１０月の消費者物価指数（ＣＰＩ）は前年同月比６．２％上昇と、約３１年ぶりの高い伸びとなった。インフレ加速への警戒感が、安全資産としての金塊の買いを後押し。ただこの日はベテランズデー（退役軍人の日）で米国の為替・債券市場が休場だったこともあり、終盤は１８６４ドル近辺で動意に乏しい展開となった。