2月28日NY貴金属市場の金は続伸。外国為替市場では対ユーロでドルが下落。ドル建てで取引される商品の割安感から、金の買いが優勢となった。市場では、前週に約２カ月ぶりの安値を付けた反動から安値拾いが引き続き入っているほか、月末に絡んでショートカバーが入ったとの声が聞かれた。ただ、インフレ指標の高止まりなどを背景に米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）による利上げ局面が長期化するとの観測は根強く、金相場は月間で大きく下げる展開となった。