1/16 NY貴金属=金、プラチナ下落
2024年01月17日
金 | US$/oz 2030.20 | -21.40 | |
PT | US$/oz 904.40 | -16.70 | |
銀 | US$/oz 23.09 | -0.236 | |
NY | ドル/円 | 147.23 |
海外貴金属市況コメント
1月16日NY貴金属市場の金は反落。米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事はこの日、インフレ鈍化基調を踏まえると、2024年内の利下げは可能との見方を表明。しかし、景気や労働市場が良好で、インフレ率が緩やかに2%へ低下していることから「過去ほど速やかに利下げを行う理由はない」などと述べた。また、FRBと同様、市場が今春の利下げ開始を見込む欧州中央銀行(ECB)の金融政策についても、独連邦銀行(中銀)のナーゲル総裁が15日、インフレの高止まりを理由に「時期尚早」と指摘。これが利回りを生まない資産である金塊の投資妙味を弱め、早朝以降の相場はマイナス圏で推移した。