1/25 NY貴金属=金上昇、プラチナ下落
2024年01月26日
金 | US$/oz 2,017.80 | +1.80 | |
PT | US$/oz 894.50 | -20.40 | |
銀 | US$/oz 22.92 | +0.038 | |
NY | ドル/円 | 147.83 |
海外貴金属市況コメント
1月24日、NY貴金属市場の金は続伸。朝方発表された2023年10~12月期の米実質GDP(国内総生産)速報値は、年 率換算で前期比3.3%増。前期(4.9%増)からは鈍化したものの、市場予想(2. 0%増)を大きく上回り、景気の底堅さを示す結果となった。ただ、インフレ動向を示すコア個人消費支出(PCE)デフレーターの伸び率は2.0 %と、連邦準備制度理事会(FRB)が目標とする水準と一致。このところ上昇基調にあ った米金利が低下し、利回りを生まない金を買う動きを後押しした。このほか、朝方発表された米週間新規失業保険申請件数が市場予想に比べて多く、労働 需給の緩和を示唆。これも金利の先安感につながった。しかし、昼ごろからは、翌26日に発表される23年12月のPCE物価指数に関心が向き、前日終盤の水準付近でもみ合いが続いた。